初かつお
*新緑とともに訪れるのが、今が旬の上りかつおである。私の故郷は志摩市
と言うことは以前に書いたと思いますが、大王崎に近く今時分になるとか
つおが食べごろとなり特に「お茶漬け」で戴くのである。(^。^)
*かつおは鰹であり取立ては身が
硬くそのまま刺身で食べても、あまり美味しい魚では無かった様です。昔は
遠洋漁業に出て1週間も10日も懸かっての入港であり、いまのように冷凍
技術も無かったので街では”堅くて臭い”魚と思われていた。(ーー;)
*然し地元では陸揚げされた魚をおろした刺身を、半日以上醤油に漬けおき大根
おろしでまぶして食べるか、熱いご飯に数切れ入れ熱いお茶をぶっかけて、ワ
サビと海苔を添えて食べると全くかつお
でない食べ物に変身して舌つづみを与えられます。(^0_0^)
*もう1個は志摩の名物にもなっている、「かつおの手こね寿司」でありますが
これは簡単、先程の付け置いた刺身を寿司ご飯に混ぜるのみ、その際刺身と
ご飯をこね合わせる様に、握りこむのがコツらしい。(ーー;)
*今日は志摩につたわるかつおの食べ方について2件でした。